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東京オリンピック2020の開幕まで残すところあと1週間となった。ベトナムでは13日午後に、ベトナム代表団の壮行会が催され、ファム・ミン・チン首相が選手らを激励。開幕に向けてボルテージが高まっているが、残念なことに、ベトナムメディアはいまだに今大会の放映権を取得できずにいる。
来日した選手・スタッフから新型コロナ陽性者が出たり、コロナ禍で都内の会場が急遽無観客開催になるなど、開幕前から問題山積の東京オリンピックだが、ベトナムのスポーツファンは4年に1度の大舞台で母国アスリートが活躍する姿を楽しみにしている。
しかし、ベトナムメディアは高騰する放映権料を支払うことが出来ず、このままではリアルタイムで競技を観戦することが出来ない状況となっている。
ベトナム国営テレビ局(VTV)は2019年から東京オリンピックの放映権取得に向けて交渉を開始したが、今大会の放映権料は2016年のリオデジャネイロ大会と比べて、20倍まで跳ね上がっており、交渉が難航している。
VTVは現在も交渉を続けているというが、開幕まで1週間に迫った現時点で、まだ放映権取得には至っていない。なお、東京オリンピックは7月23日から8月8日の日程で開催される。