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現在、ロンドンで開催されているロンドンオリンピックで、ベトナム系ドイツ人のマゼル・ニューエン(Marcel Nguyen)選手(25歳)が体操の男子個人総合で銀メダルを獲得し、ドイツの体操界の新たなスターとなった。ドイツが体操でメダルを獲得するのは実に76年ぶりのこと。3日付ハノイモイ紙(電子版)などが報じた。
15位からの脅威の追い上げ。予想だにしていなかったメダル獲得にドイツ中が沸いた。ドイツ地元紙の一面は全てニューエン選手が笑顔で表彰台に上る写真と彼を讃える言葉で埋め尽くされた。
ミュンヘン出身のニューエン選手は1987年生まれの25歳。4歳から体操を始め、今年5月にモンペリエで行われた欧州選手権では種目別平行棒で金メダルを獲得している。
なお、体操の男子個人総合は、日本の内村航平選手(23歳)が同種目で日本人選手として28年ぶりの金メダルを獲得した。