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- 中国に接続する3本の鉄道案件で協力
- 中国企業のベトナムへの投資を奨励
- 南シナ海の平和・安定維持で一致
ブイ・タイン・ソン副首相 兼 外相と中国の王毅(ワン・イー)外交部長は中国・北京で10日、ベトナム・中国二国間協力指導委員会の第16回会議を共催した。
会議の中で、◇ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間、◇ランソン~ハノイ間、◇モンカイ~ハロン~ハイフォン間を含む、中国に接続する3本の標準軌鉄道建設プロジェクトの協力に関する両国政府間の合意書が交わされた。
ソン副首相 兼 外相は会議で、ベトナムは中国との安定的で健全かつ持続可能な関係を強化することを非常に重視し、ベトナムの全方位外交において中国との関係を最優先事項としていることを改めて確認した。また、中国側に対し、ベトナムの農産物への市場開放を継続し、ベトナムが中国に複数の貿易促進事務所を追加で開設するにあたり便宜を図るよう要請した。
一方の王外交部長は、中国はあらゆる分野でのベトナムとの互恵的な協力の促進を重視しているとした。また、ベトナムからの高品質商品の輸入を拡大し、電力売買の協力を拡大し、中国によるベトナムでの投資プロジェクトの問題を解決する用意があると述べ、中国企業のベトナムへの投資を奨励することを確認した。
双方は南シナ海問題について率直に話し合い、引き続き両国指導者の共通認識を履行し、意見の相違を適切に管理・解決し、南シナ海の平和と安定を維持することで一致した。