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- 訪問先ロシアで習総書記と会見
- 経済の接続性強化で鉄道投資を提案
- ベトナム北部の都市と越中国境を結ぶ
ロシア・カザンで22日から24日まで開催されたBRICS首脳会議に出席したファム・ミン・チン首相は現地で23日、中国の習近平(シー・ジンピン)総書記 兼 国家主席と会見した。
チン首相はこの席で、BRICS協力メカニズムに対する中国の貢献に喜びを示し、世界の平和と発展における発展途上国の役割を推進すべく、BRICS加盟国と連携していく用意があると述べた。
首相はまた、越中関係に関して、両国がハイレベルの訪問や交流を継続し、実践的な協力を促進することを提案。特に交通分野では、両国経済の接続性を高めるべく、◇ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間、◇ランソン~ハノイ間、◇モンカイ~ハロン~ハイフォン間を含む、ベトナム北部の主要都市と越中国境を結ぶ標準軌鉄道3路線の整備を優先する必要があると主張した。
これを受けた習総書記は、両国間の実践的な協力を推進し、両国間の包括的・戦略的パートナーシップおよび「中越運命共同体」を構築して関係を深めていくことを確認。両国間の交通接続については、事業促進を関連機関に指示するとした。