イメージ写真 |
- 在留ベトナム人数、前年末比+6.3%増加
- 在留ベトナム人の構成比、全体の16.7%
- 在留資格別の最多は技能実習、20万人超
日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2024年6月末時点における在留外国人数に関する統計によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は60万0348人で、2023年末時点と比べて+6.3%増加した。
在留ベトナム人の構成比は全体の16.7%で、国籍・地域別で中国の84万4187人(構成比23.5%)に次いで2位となった。在留ベトナム人数は、2012年末の5万2367人から約11.5倍に増加している。
在留ベトナム人60万0348人のうち中長期在留者が60万0343人、特別永住者が5人。中長期在留者の在留資格は以下の通り。
◇技能実習:20万3977人
◇特定技能:12万6832人
◇技術・人文知識・国際業務:10万1674人
◇家族滞在:5万7946人
◇留学:4万3760人
◇永住者:2万5919人
◇特定活動:1万2959人
◇日本人の配偶者等:6999人
◇定住者:6779人
◇その他:1万3498人
在留外国人の総数は358万8956人で、2023年末時点と比べて+5.2%増加し、過去最高を更新した。このうち中長期在留者数が331万1292人、特別永住者数が27万7664人となっている。在留カードおよび特別永住者証明書上に表記された国籍・地域の数は196(無国籍を除く)。
在留外国人の多い上位10か国・地域と人数、増減は以下の通り。
◇中国:84万4187人(前年末比+2.7%増)
◇ベトナム:60万0348人(同+6.3%増)
◇韓国:41万1043人(同+0.2%増)
◇フィリピン:33万2293人(同+3.2%増)
◇ブラジル:21万2325人(同+0.2%増)
◇ネパール:20万6898人(同+17.3%増)
◇インドネシア:17万3813人(同+16.6%増)
◇ミャンマー:11万0306人(同+27.5%増)
◇台湾:6万7277人(同+4.0%増)
◇米国:6万4842人(同+2.3%増)