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ベトナムがホストを務めた第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)が5月23日夜に閉幕した。ベトナム代表団は今大会で、SEA Games史上最多となる205個の金メダルを獲得した。これ以前の金メダル最多記録は1997年大会のインドネシアが獲得した194個で、ベトナムは25年ぶりにこの記録を塗り替えたことになる。
東南アジア版オリンピックと称されるSEA Gamesは2年に1度のペースで開催されるスポーツの祭典。今大会は、2021年の開催を予定していたが、新型コロナの流行拡大により1年延期となり、2022年に開催されることとなった。ベトナムでの開催は2003年大会以来2度目。今大会は首都ハノイを中心に、北部の11省・市で開催された。
今大会は全40競技・523種目で競い合った。ベトナムは当初150個の金メダル獲得を目標に掲げていたが、終わってみれば、それを大きく上回る成績を収めた。ベトナムは最終的に、金メダル:205個、銀メダル:125個、銅メダル:116個を獲得し、2位以下を大きく引き離してメダル争いで断トツトップに立った。
今大会の国別メダル獲得数は以下の通り。
1位:ベトナム 金205、銀125、銅116
2位:タイ 金92、銀103、銅136
3位:インドネシア 金69 銀91 銅81
4位:フィリピン 金52 銀70 銅104
5位:シンガポール 金47 銀46 銅73
6位:マレーシア 金39 銀45 銅90
7位:ミャンマー 金9 銀18 銅35
8位:カンボジア 金9 銀13 銅41
9位:ラオス 金2 銀7 銅33
10位:ブルネイ 金1 銀1 銅1
11位:東ティモール 金0 銀3 銅2