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ベトナム野球協会(VBSF)が10日、ハノイ市で発足式を開催し公式に発足した。
会長には、ベトナム文化スポーツ観光省スポーツ総局長のチャン・ドゥック・ファン氏が就任。VBSF発足に尽力したハノイ韓国人学校の体育教師、イ・ジャンヒョン氏が外国人では唯一の諮問委員に、また同様の貢献をした韓国のプロ野球チーム「SKワイバーンズ」元監督のイ・マンス氏が技術顧問に、それぞれ選出された。
これに先立ち、イ・マンス氏はラオスでも野球の普及活動を行い、野球協会の設立や国家代表チームの結成に尽力した。
VBSFは今後、野球ベトナム代表選手を選抜しチームを結成する。ベトナム代表チームの監督は、ラオス代表チームのコーチとして活動していたユ・ジェホ氏が最有力候補となっている。イ・マンス氏は「2022年に中国で行われるアジア競技大会や2023年にカンボジアで行われる東南アジア競技大会への参加を目指す」と話した。
このほか在ベトナム韓国大使館の支援で、ベトナムでの野球普及に向けた活動も行う。今月24~25日にはハノイ市で「第1回韓国大使杯少年国際野球大会」、9月には成人野球チームが出場する「第1回韓越野球チャンピオンシップ大会」を、それぞれ開催予定となっている。