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- 統計総局「空間別生活費指数」24年版発表
- 物価をパーセンテージ換算した生活費指数
- 各地方の傾向や生活費の変動を反映
統計総局(GSO)がこのほど発表した「空間別生活費指数(Spatial Cost of Living Index=SCOLI)」2024年版によると、全国63省・市で生活費が最も高いのは前年に続きハノイ市となった。
これは、各省・市の物価をパーセンテージに換算した生活費指数を比較したもので、各地方の傾向や生活費の変動を反映しており、同指数が高いほど生活費も高いことになる。なお、SCOLIは2014年に初めて発表され、今回が11回目。
2024年の生活費指数トップ5は、◇1位:ハノイ市(100.00%)、◇2位:東北部地方クアンニン省(99.94%)、◇3位:ホーチミン市(99.80%)、◇4位:北部紅河デルタ地方ハイフォン市(98.43%)、◇5位:南中部沿岸地方ダナン市(98.21%)だった。
一方、生活コストが最も低いのは、北中部地方クアンチ省(91.46%)。続いて、◇南部メコンデルタ地方ベンチェ省(92.30%)、◇南中部沿岸地方クアンガイ省(92.69%)、◇南部メコンデルタ地方カマウ省(93.14%)、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省(93.81%)の順となった。
2024年の生活費が前年に比べて増加した地方は32省・市。一方、生活費が減少したのは25省・市で、生活費が変わらなかったのは6省・市だった。