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全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン1のウェスト・コースト・カンファレンス(WCC)はこのほど、カンファレンスの年間アウォードを発表した。この中で、ゴンザガブルドッグス所属(ゴンザガ大学)の越僑選手であるチュオン・タオ・ヴィ(カイリーン・チュオン)が、女子バスケ部門の年間MVPを受賞した。
チュオン・タオ・ヴィは、テキサス州ヒューストン出身の22歳。2022年の東南アジア競技大会(SEA Games)では、双子の姉妹であるチュオン・タオ・ミーと共にベトナム代表として3×3に出場し、銀メダルを獲得。これはベトナムがSEA Gamesのバスケット競技で獲得した史上初のメダルとなった。さらに、同年行われたASEAN Basketball League Internationalの3×3では金メダルに輝いている。
チュオン・タオ・ヴィは年間MVPの他に、年間ベスト5にも選出された。同選手はチーム内の得点ランキングでは2位。1試合平均得点は17.4点、1試合平均アシストは4.9回。バスケの才能だけでなく、学業でも非常に優秀な成績を収めている。