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設立2年目を迎えるベトナムプロサッカー株式会社(VPF)は、ベトナムサッカーリーグ(Vリーグ)を次なる発展段階へと導くため、日本人サッカー指導者で、フロントスタッフとして数々のクラブで実績のある田部和良氏を副ゼネラルマネージャー(GM)として招聘する方針を示した。ボンダーなどが報じた。
田部氏は、日本の横浜FC、アビスパ福岡、FC琉球などでフロントスタッフとして働いた経験を持つ。また海外では、仏グルノーブル・フット38のGMとしてクラブ経営全般に携わった。グルノーブルでは、大黒将志や伊藤翔などの日本人選手を獲得し、日本での同クラブの知名度向上に貢献した。
Vリーグでは、昨シーズン終了後、赤字経営からクラブの解散が相次ぐなど、運営に関する課題が山積みとなっている。VPFは、海外で実績のある専門家を招くことで、リーグ運営の健全化を図りたい考えだ。