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北中部地方ハティン省在住のグエン・ティ・フインさん(女性・96歳)はこの3か月間、週に4回ジムに通い、マシンを使ってウォーキングをしたり、ウエイトトレーニングをしたり、懸垂をしたりしている。
フインさんには子供が9人おり、孫は29人、ひ孫は36人、やしゃごも2人いる。現在は6番目の息子一家と暮らしており、一緒に生活している孫のボー・ター・ナムさん(男性・34歳)が、フインさんのトレーニングの様子を撮影し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でシェアしている。
フインさんとナムさんは普段から一緒にいることが多く、仲が良い。2人とも陽気でよく冗談を言うタイプで、気が合うのだ。ジムのオーナーでもあるナムさんは、祖母ともっと話をしたり、一緒に過ごしたりする時間を作りたいと考え、3か月前から祖母をジムに連れて行くようになった。
午前5時半ごろ、フインさんとナムさんはジムでトレーニングを始める。ジムでは様々な種類のトレーニングマシンに触れることができ、たくさんの若者とも出会うことができるため、フインさんも楽しんでいる。ジムに通い始めるまでは、フインさんの運動といえば、朝に村の道を4kmほど歩くくらいだった。
フエンさんは、いつもジムで約45分間のトレーニングをする。約30分間ウォーキングをした後、1~2kgの負荷をかけてウエイトトレーニングをして、ナムさんや他のトレーナーのサポートを受けながら懸垂をする。午後にはさらに4kmほどの散歩に出かける。