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- 医師を殺人容疑で逮捕、点滴に鎮静剤混入
- 殺害後に遺体損壊、3つに切断して遺棄
- 当初は否認も証拠を突き付けられて自白
東南部地方ドンナイ省警察は4月27日夜、殺人と遺体遺棄の容疑で逮捕した医師が犯行を自白したと明らかにした。警察は引き続き、被害者遺体の残り部分の捜索を続けている。
この事件では、同省在住の医師であるザイン・ソン容疑者(男・36歳)が殺人容疑などで捜査を受けており、被害者の点滴に致死量の鎮静剤を混入して殺害したと認めた。警察は容疑者宅の家宅捜索で、拳銃と弾丸5発、被害者の物と思われる指輪2個を押収した。
これに先立ち警察は、被害者Nさん(女性)の家族から捜索願を受理しており、直ちに捜索を開始。この中でNさんが事件に巻き込まれた可能性が浮上した。Nさんは失踪前、特定の人物に複数回にわたって送金していたことが確認された。
さらに捜査を進める中で、Nさんが失踪当日の4月13日にソン容疑者に電話していたことを突き止め、事情聴取のために召喚。当初事件への関与を否定していた同容疑者だったが、証拠を突き付けられると、言い逃れができなくなり、犯行を自白した。
供述によると、同容疑者は13日に事務所で被害者と会い、Nさんが疲れたと言ったので、点滴を勧めた。同容疑者は点滴に致死量の鎮静剤を混入して、Nさんを死に至らしめた。同容疑者はNさんの死亡を確認後、遺体を3つに切断して、同省ビエンホア工業団地の敷地やビンクウ郡ティエンタン村(xa Thien Tan, huyen Vinh Cuu)などに遺棄した。