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- レタントンの違法風俗店オーナーを逮捕
- 外国人観光客に性的サービスや売春斡旋
- 昨年末のホテル立ち入り検査で発覚
ホーチミン市1区警察は11日、同市1区レタントン(Le Thanh Ton)通りにあるレストラン「ロリータ(Lorita)」のオーナーであるグエン・ホアイ・トゥオン容疑者(女・39歳)を売春斡旋容疑で逮捕・起訴することを決めたと発表した。
警察はこれに先立つ昨年12月26日夜、同区カオバークアット(Cao Ba Quat)通りにあるホテル「トゥイ・サクラ(Thuy Sakura)」の立ち入り検査を実施し、売春行為を働いていた外国人の男とベトナム人の女2組を発見。
捜査の結果、買春客の男2人は「ロリータ」を訪れた客で、売春婦2人は店のスタッフと判明。警察は、売春斡旋の疑いでオーナーのトゥオン容疑者とスタッフ5人を署に連行して取り調べを続けてきた。
警察の調べによると、トゥオン容疑者は2022年5月頃から店を運営。店では、飲食サービスのほかに無許可でカラオケ営業も行っていた。さらに、客が希望した場合、店内での性的サービスやホテルでの売春サービスも提供していた。買春客は主に外国人観光客で、店には今回ホテルで摘発された2人のほかに5人の売春婦がいた。
トゥオン容疑者は、摘発された買春客2人に対し、2時間で1人当たり500万VND(約3万1000円)の条件で売春を斡旋。このうち売春婦の取り分は300万VND(約1万9000円)だった。