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- ビンファスト製EV「VF 5」899台を購入
- ミニバン「リモグリーン」も導入予定
- ガソリン車からEVへの置き換えを推進
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は10日、G7タクシー管理会社との間で、EV売買に関する覚書(MOU)を締結した。
覚書によると、G7タクシーはGSMからビンファスト(VinFast)製EV「VF 5」899台を購入する。さらに、ビンファストが今年8月に市場に投入するCクラスのミニバン「リモグリーン(Limo Green)」も導入する予定だ。
G7タクシーは主要都市におけるグリーンタクシーサービスの導入を進め、既存のガソリン車を徐々にEVに置き換えていく方針を示している。
今回の提携により、G7タクシーはEV転換を通じて収益を最適化するほか、アプリ運用や技術的なソリューションに関する優遇措置を受けることができる。また、充電スタンド「V-GREEN」システムを利用することで、運営プロセスの簡素化とユーザーエクスペリエンスの向上に繋がると期待されている。
現在、G7タクシーはハノイ市内最大のタクシー連盟となっており、全国の旅客輸送市場シェアでトップ3の一角を占めている。保有する車両台数は4000台で、傘下に16社の企業を有している。