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東南部バリア・ブンタウ省ダットドー郡(huyen Dat Do)警察は4日、日本刀で元妻を切りつけたとして傷害容疑で、同省チャウドゥック郡(huyen Chau Duc)在住のレ・スアン・ホアン容疑者(男・39歳)を逮捕したと発表した。
警察の調べによると、ホアン容疑者は2日午後8時ごろ、元妻のN・T・T・Tさん(39歳)と電話で話していた際に口論となり、Tさんに会うため、レンタカーでダットドー郡へ向かった。
Tさん宅に着くと、ホアン容疑者はガラスを割って家屋に侵入。Tさんを押し倒した後、持ってきた自作の日本刀でTさんの頸部を切り、さらに肩や背中、足を何度も切りつけた。そばにいた息子のL・H・N君(18歳)が止めに入ったが、ホアン容疑者は息子にも切りかかり、N君は背中と手を負傷。その後、母子はバリア病院に緊急搬送された。
病院によると、母子は複数の裂傷を負って入院中。特にTさんは、頸部に深い傷があるほか、左足がほぼ切断された状態で重傷だった。治療を受けた母子の容体は安定しており、徐々に回復に向かっている。ちぎれかかっていたTさんの左足も手術で無事に接合できた。
事件発生の知らせを受けた警察は、ホアン容疑者を緊急逮捕。凶器となった刃渡り1mの日本刀を押収し、容疑者宅の家宅捜索に向けて令状を発行した。