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ホーチミン市1区ハイバーチュン通りにあるプールバー(ビリヤード台が併設されたバー)4店が、売春の疑いで一斉に摘発された事件で、ウェイトレスの女性達が今年の旧正月(テト)からビキニを着用して客引きするよう指示されていたことが分かった。19日付VNエクスプレスが報じた。
これらのバーは外国人のみをターゲットに午後6時頃から翌日早朝まで営業し、1店当たり20人前後の女性達が英語で接客していた。客が入店すると売春の誘いをかけ、相手が同意すればホテルに向かい、軽い性的サービスは2階で提供していた。また、4店は緊密に連携し合い、客が気に入った女性を選びやすいよう1晩に3~4回女性達を入れ替えていた。
メコンデルタ地方出身のホアさん(21歳)は、友人に紹介されて店で働くようになった。ホアさんによると、店ではミニスカートなど露出度の高い服を着用するよう決められており、今年のテト頃からはビキニ姿で客を迎えるよう命じられていた。
ホーチミン市警察は18日までに、バー4店で売春の仲介をしていた疑いで9人(男5人、女4人)を逮捕した。9人は親戚同士で、グエン・ダン・ダット(31歳)という男が首謀者と目されている。