クアラルンプール在住のマレーシア人男性(61歳)が結婚仲介所を通じて結婚したベトナム人の妻(29歳)に"夫婦の営み”を拒否され、耳を噛みちぎられる事件が発生した。11日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
このベトナム人女性は3か月前にマレーシア人の夫Chin Weng Sengさんと結婚し、マレーシアに移住した。結婚後、"夫婦の営み”を要求するChinさんに対して、頑なにこれを拒否。自分がHIV感染者であると脅迫してまでも、拒み続けた。施錠して家から閉め出されることも度々あったという。ついには、夫に油瓶を投げつけ、耳を噛みちぎる事態にまで発展した。現在彼女は逃走し、行方不明となっている。
Chinさんは、このベトナム人女性と結婚するために結婚仲介所に支払った5700ドル(約43万8900円)の返金を求めているが、仲介所はこれに応じてくれないという。なお、クアラルンプール警察は、事件の詳細を明らかにするため、ベトナム人妻の行方を追っている。