東南部ビントゥアン省ファンティエット市のアンフオック総合病院で26日、同省バクビン郡ファンタイン村在住のグエン・ティ・ラップさん(20歳)が、帝王切開により女児の結合双生児を出産した。
手術を担当したカオ・ティ・ビン医師によると、双子は体重4.4キログラムで、胸部と腹部がつながっており、循環器系やへその緒なども一組しかないという。また、腕と足は4本ずつあるものの、腕2本と足2本が結合している。出生後の双子の状況は、一人は元気だが、もう一人は呼吸が弱く人工呼吸器を付けている。
双子の母親はチャム族でこれが初めての出産。妊娠4カ月時に同病院で超音波検査を受けた際には発見されなかったという。母親と双子はホーチミン市のトゥーズー病院に移送され、双子の分離手術の可否が検討されている。