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- 両国間の国防協力が両国関係の重要な柱に
- 国防協力議定書と協力計画を効果的に実施
- 軍法・国防分野の協力に関する覚書締結
ファン・バン・ザン国防相は18日、ベトナムを公式訪問中のラオスのカムリエン・ウタカイソーン国防相と会談した。
両国防相は会談で、両国間の国防協力が近年大きな成果をあげ、両国関係の重要な柱の1つとなっており、2020~2024年の国防協力議定書の実施を経て、重要な成果を達成してきたと評価した。
具体的な成果として、◇両国軍間の政治的・戦略的な信頼・団結の強化、◇協力の形態とメカニズムの充実化、◇両国の国境地域の安全・秩序の強化、◇人材育成協力の強化などが挙げられた。
両国防相は、今年10月に締結した2025~2029年の国防協力議定書と2025年の協力計画を効果的かつ包括的に実施することで一致した。その一環として、訪問・交流、国防政策対話メカニズムを継続し、両国間の連帯関係の歴史と意義、重要性についての宣伝教育を強化していく。
両国防相は会談の末、軍法分野・国防分野の協力に関する覚書(MOU)を締結した。
なお、ベトナムの領土は中部が特に狭く、防衛上の課題となっている。ベトナムの北部と中部に接するラオスは、ベトナムを守る盾のような存在であるため、ベトナムはラオスとの友好関係を重視し、内陸国であるラオスに北中部地方ハティン省ブンアン港の一部を使用させるなどして同国の経済社会発展を支援している。