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- 国境のソンラ省モックチャウ郡で会談
- ベトナム・ラオス国境国防友好交流の一環
- 20~24年国防協力議定書の実施結果を評価
ファン・バン・ザン国防相とラオスのチャンサモーン・チャンナラート副首相 兼 国防相は22日、ラオスと国境を接する西北部地方ソンラ省モックチャウ郡(huyen Moc Chau)で会談に臨んだ。
これは、「第2回ベトナム・ラオス国境国防友好交流」の一環として行われたもの。双方は、2020~2024年の両国間の国防協力議定書の実施結果を評価し、今後の協力の目標と方向性について話し合った。
両国防相は、双方が2020~2024年の国防協力議定書を効果的に実施し、両国軍の団結と緊密な関係はさらに強化され、協力の形式とメカニズムも多様化し、両国国境地域の秩序と安全も強化されているとの共通認識を示した。
両国防相は会談の末に、2025~2029年の国防協力議定書を締結した。
国境国防友好交流イベントで両国防相は、友好樹の植樹や両国部隊による国境地帯での麻薬犯罪者逮捕訓練演習の視察、ロンサップ国境検問所の訪問などを行った。
なお、ベトナムの領土は中部が特に狭く、防衛上の課題となっている。ベトナムの北部と中部に接するラオスは、ベトナムを守る盾のような存在であるため、ベトナムはラオスとの友好関係を重視し、内陸国であるラオスに北中部地方ハティン省ブンアン港の一部を使用させるなどして同国の経済社会発展を支援している。