異物誤飲事故の12歳少女を緊急手術、胃から歯ブラシ

2014/04/01 16:27 JST配信

 ホーチミン市第1小児病院は26日、誤って歯ブラシを飲み込んだ少女(12歳)の開腹手術を行って胃から歯ブラシを取り出した。医師らは、これまでの異物誤飲事故の中で最も珍しいケースだと話した。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 少女は歯を磨いている時に母親に呼ばれ、顔を上に向けて返事をした際に、長さ約20センチの歯ブラシを飲み込んでしまったという。医師らは歯ブラシが胃袋まで達していることを確認。内視鏡手術では取り出せないため、開腹手術を実施した。歯ブラシには尖った部分がないため、食道や胃に傷はついていないという。

 同病院では3週間ほど前にも、歯医者で金属器具を誤飲した男児(4歳)の手術を行った。長さ4.5センチの器具は大腸にまで達していた。また、長さ約4センチの釘を誤飲した別の男児(4歳)の小腸から、内視鏡手術で釘を取り出したこともある。

 同病院によると、異物誤飲事故は、ボタン型電池、衣服のボタン、コインなどが多い。危険なのは尖った部分のあるものや、内臓に影響を及ぼす物質が含まれているもので、緊急手術が必要だという。

[VnExpress,27/3/2014 14:58 GMT+7,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 南部メコンデルタ地方カントー市総合病院はこのほど、長さ8cmの釘を誤飲した患者を受け入れ、摘出手術...
 紅河デルタ地方フンイエン省バンラム郡にある幼稚園でこのほど、園内で遊んでいた園児4人が袋に入った...
 ホーチミン市7区で生後13か月の男児がMDMA(通称:エクスタシー)を誤飲していたことが、同市第2小児病院...
 ホーチミン市在住の2歳半の幼児Nちゃんは、サポジラ(北部では「ホンシエム」、南部では「サボチェ」と...
 ホーチミン市第一小児病院によると、今月上旬、同市6区在住の4歳児Tちゃんは、母親の経口避妊薬(ピル...
 ホーチミン市第一小児病院は20日、誤飲した竹製のつまようじで腸にあなが開いた患者の手術を行い、成功...

新着ニュース一覧

 ベトナム共産党政治局はこのほど、ホーチミン市に国際金融センター、南中部沿岸地方ダナン市に地域金融...
 ホーチミン市人民委員会は20日、1区のベンタイン市場、チャン・フン・ダオ廟、1区人民委員会庁舎などを...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 在ホーチミン日本国総領事館で19日、日本政府による令和6年度(2024年度)前期対ベトナム草の根・人間の...
 1969年1月19日、スイス人の若者3人が、フランス・パリのノートルダム大聖堂の高さ100m近い尖塔に登り、...
 ホーチミン市では2025年年初から、市内を走る全ての補助金付き路線バスの運賃支払いをキャッシュレス化...
 北部紅河デルタ地方ビンフック省ビントゥオン(Vinh Tuong)郡人民員会は21日夜、同郡ビンソン(Vinh Son)...
 一般財団法人学生サポートセンター(東京都新宿区)とハノイ大学(Hanoi University、ハノイ市)は12日、教...
 ハノイ市ロンビエン区のザーラム空港で12月19日(木)から22日(日)まで、防衛・セキュリティ関連の国際展...
 中国発のぬいぐるみ「ベイビー・スリー(Baby Three=娃三歳)」が、ホーチミン市の若者の間でブームにな...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
 南中部沿岸地方ダナン市観光局は、2024年12月14日(土)から2025年1月2日(木)にかけて「クリスマス&ニュ...
 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
トップページに戻る