長さ8cmの釘を誤飲、手術で摘出

2020/10/02 04:43 JST配信

 南部メコンデルタ地方カントー市総合病院はこのほど、長さ8cmの釘を誤飲した患者を受け入れ、摘出手術を行った。患者は、飲み込んだ釘が首の右下の動脈に刺さり危険な状態だった。

(C) vov
(C) vov

 患者は南部メコンデルタ地方ビンロン省ビンタン郡(huyen Binh Tan)在住のN.T.Tさん(37歳)。Tさんは28日夜に喀血し、家族に連れられて同院を受診した。X線検査を受けたところ、釘は首の部分の頸動脈と鎖骨下動脈の隣にあり、先端が胸部を向いていることがわかった。

 患者の家族によると、患者は精神病を患っており、いつ釘を飲み込んだのかもわからないという。家族は治癒の見込みがないとして患者を連れて帰ることを希望したが、医師らが説得し、ようやく手術に同意した。

 29日に手術が行われ、釘は無事に摘出された。患者は翌30日午前に意識が戻り、容体は安定している。

[VOV 10:55 30/09/2020, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市第1小児病院は26日、誤って歯ブラシを飲み込んだ少女(12歳)の開腹手術を行って胃から歯ブ...

新着ニュース一覧

 2025年4月4日、ベトナム戦争末期の米軍による「オペレーション・ベビーリフト」の航空機墜落から50年を...
 この1か月ほど、特に3月末に開催された「バインミーフェスティバル」以降、ホーチミン市から全国各地、...
 英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)が発表した「世界の空港トップ100(The World...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるベトナム軍事歴史博物館は4月12日(土)から、入館料を徴収する。同博...
 ファム・ミン・チン首相は10日に政府会合を主宰し、米国による相互関税措置への対応として、商工相を団...
 電子商取引(eコマース=EC)プラットフォームの「ラザダ(Lazada)」の最新レポートによると、東南アジア...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は9日、米ワ
 2008年に85歳で死去した故ボー・バン・キエット首相の夫人ファン・ルオン・カム氏が9日早朝に死去した...
 ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)は、9日付けで社名を正式に変更した。  新社名は以下の...
 ホーチミン市1区のサイゴン動植物園は、南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)を記...
 米国の関税政策に関する東南アジア諸国連合(ASEAN)の特別経済大臣会合が10日午前にオンライン形式で開...
 政府本部で8日午後、全国63省・市における自由貿易協定(FTA)の実施結果を評価する「FTAインデックス202...
 統計総局(GSO)がこのほど発表した「空間別生活費指数(Spatial Cost of Living Index=SCOLI)」2024年版...
 デンマークの玩具メーカー大手レゴ(LEGO)は9日、東南部地方ビンズオン省の第3ベトナム・シンガポール工...
 パソコン・スマートフォンソフトウェアおよびハードウェア製品の企画・開発・販売を手掛けるソースネク...
トップページに戻る