ホーチミン市第一小児病院は20日、誤飲した竹製のつまようじで腸にあなが開いた患者の手術を行い、成功したと明らかにした。同市クチ郡在住のレー・カック・Bさん(13歳)は15日、食後に水を飲んだ際、誤ってつまようじを飲み込んでしまったという。その後、徐々に腹痛がひどくなり、ついには高熱を伴う激しい腹痛の症状で入院した。
医師らは腹部のレントゲン写真を撮影、腸に穴が開いたことによる腹膜炎と診断。緊急開腹手術を行ったところ、診断どおりつまようじが腸に突き刺さり穴が開いていたため、ふさぐ処置を施した。術後の経過は良好で、Bさんの病状は回復に向かっているという。