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- ブームにあやかってカピバラカフェ誕生
- 25分の触れ合い体験でチケット720円
- 保護者世代からは否定的な声も
ハノイ市チャンフンダオ街区に同市初となるカピバラカフェがオープンして約1か月が過ぎた。世界で大ブームを巻き起こしているカピバラと直接触れ合うことができるとあり、子供や若者を中心に連日多くの客で賑わっている。
カピバラは、ネズミ目カピバラ科のネズミの仲間で、世界最大のげっ歯類。草食で、群れで行動することが多い。体長は1~1.3mで、体重は最大68kgにもなる。
同市にオープンしたカピバラカフェでは、愛くるしいカピバラたちに餌をやったり、柔らかい毛をなでたり、一緒に写真撮影したりすることができる。ただし、店側は12歳以下の子供がカピバラと触れ合う場合、大人と来店して保護者の監視下で遊ぶことを推奨している。
カピバラとの触れ合い体験は1回当たり25分で、入店時にチケットを購入しなければならない。チケットは1人当たり12万VND(約720円)で、ワンドリンクとカピバラ用の餌が含まれている。カピバラの餌は2万VND(約120円)で追加可能。
実際に来店した人々からは、「第一印象は店内がすごく混んでいるということ。次にチケットがとても高いということ」、「チケットが高いのに、25分しかカピバラと遊ぶ時間がないのは残念。カピバラも3頭しかおらず、1日中お客さんと触れ合っているせいか、疲れているように見えた」、「カピバラのいる場所は清潔にされているが、朝から晩まで蛍光灯と店内の騒音の中で過ごしているので、健康状態が心配」など特に保護者世代からは否定的な声が聞かれた。