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- 「国家観光年-ディエンビエン」が開幕
- 1年間を通して170件のイベントを開催
- 春の風物詩「フイリソシンカ」も見ごろ
文化スポーツ観光省は16日夜、西北部地方ディエンビエン省当局と協力し、ディエンビエンフー市内の5月7日広場(quang truong 5/7)で、「国家観光年2024」と「ホアバン祭り2024(バン花祭り)」の開幕式を開催した。
ディエンビエン省はラオスと国境を接しており、省都ディエンビエンフー市はハノイ市から西北に474kmに位置する。同省には20近くの民族が暮らしており、多様な文化が共生している。
またこの地は、1954年にベトナム人民軍がフランス植民地軍に対して決定的な勝利を収めた「ディエンビエンフーの戦い」が繰り広げられた地として広く知られている。激戦区となったA1丘とD1丘、フランス軍ド・カストリ将軍とベトナム軍ボー・グエン・ザップ将軍が率いた司令部跡地、ディエンビエンフー博物館などがあるディエンビエンフー戦場跡は、国の特別史跡に認定されている。
国家観光年2024では、観光当局が1年間を通じて、文化、スポーツ、観光に関する国家レベル・国際レベルのプログラムやイベントなど約170件を実施し、ディエンビエン省を中心としたベトナムの観光地や観光商品を紹介していく。
国家観光年の一環として、ホアバン祭りも開幕。バン花(hoa ban=フイリソシンカ(斑入蘇芯花))が見ごろを迎える4月にかけては、毎年多くの観光客がディエンビエン省をはじめとする西北部地方を訪れている。