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観光の再開に合わせて需要を刺激するため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前の査証(ビザ)制度を再導入する必要があるとして、外務省は各国との間のビザ免除措置の再開をファム・ミン・チン首相に提案した。
提案によると、ベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法およびこれをガイダンスする規定に従い、ビザ発行・免除の手続き・手順を適用し、入国後の隔離計画の承認に関する要件を廃止し、入国目的の制限を撤廃する。
国際条約、またはベトナムと相手国の双方にとって平等な形で、二国間の相互のビザ免除措置を再開し、身分確認手続きおよび現地での隔離計画の承認に関する要件を廃止する。
また、ベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法第13条と政府決議のもと、13か国(日本、韓国、ロシア、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、英国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ベラルーシ)に対するビザ免除措置を再開する。
ワクチンパスポートについて、ベトナムは2日までに15か国(日本、米国、英国、オーストラリア、インド、ベラルーシ、カンボジア、フィリピン、パレスチナ、モルディブ、ニュージーランド、スリランカ、エジプト、トルコ、シンガポール)との間で、相互承認で合意に至っている。
なお、ベトナムは3月15日から観光市場を開放し、海外からの観光客受け入れおよび海外への観光客送り出しを正常化する。