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北中部地方トゥアティエン・フエ省は、5月8日から7月31日までの約3か月間、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されている各遺跡の入場料を50%割引する。
これは、8日午前に開かれた同省人民評議会の臨時会議で決議された、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けた観光産業の復興・開発に向けた観光刺激策の一環だ。
入場料の割引について、8月以降は観光市場の回復状況に応じて引き続き割引を適用するが、割引率は50%を超えないこととする。
また、5月末に全国的な会議を開催し、宿泊施設と観光サービス企業をつなぐとともに、省の刺激策を発表し、新たな観光商品とサービスを紹介する。
これに先立ち、4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに合わせて同省は4月30日から5月7日まで遺跡の入場料を無料とし、2万2000人の観光客を誘致した。