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- ニャチャン湾で観光料徴収を再開
- 水上交通機関を利用する観光客が対象
- 年間1.5億円の歳入に繋がる見通し
南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は、同省ニャチャン湾の景勝地を訪れる観光客から観光料を徴収することを決定した。水上交通機関を利用する国内外の観光客に適用される。
各ルートの料金は以下の通り。
◇内陸船着場~ホンミエウ島(チーグエン島):1人当たり6000VND(約35円)
◇内陸船着場~ホンタム島・ホンチェー島・ホンモット島:同8000VND(約47円)
◇内陸船着場~ホンムン島:同1万VND(約58円)
◇複数ルート利用の場合:同4万VND(約233円)
また、◇6~16歳の未成年、◇社会優遇制度の適用者、◇政府指定の困難地域の住民、◇革命功労者、◇高齢者、◇省内の学生は観光料が50%割引となる。
このほか、◇6歳未満の幼児、◇カインホア省の住民、◇本土沿岸部のビーチで海水浴をする住民や観光客、◇各島の島民、◇障がい者、◇同湾観光地で働く従業員、◇湾内業務に従事する職員は徴収が免除される。
観光料の徴収により、年間約264億VND(約1億5300万円)の歳入に繋がると見込まれ、資金はニャチャン湾の管理・保護・運営などに活用される予定だ。
カインホア省人民評議会はかつて、2004年から2009年を対象としたニャチャン湾景勝地における観光料徴収に関する2つの決議を公布したが、いつくかの問題が発生したため、評議会はこれらに代わる新たな決議を公布した。その後、2010年以降はホンムン海洋保護区を訪れる観光客のみが観光料徴収の対象となっていた。