ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

カインホア省:ニャチャン湾景勝地の観光料徴収を再開

2025/03/25 13:46 JST配信
(C)tuoitre
(C)tuoitre 写真の拡大.
  • ニャチャン湾で観光料徴収を再開
  • 水上交通機関を利用する観光客が対象
  • 年間1.5億円の歳入に繋がる見通し

南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は、同省ニャチャン湾の景勝地を訪れる観光客から観光料を徴収することを決定した。水上交通機関を利用する国内外の観光客に適用される。

 各ルートの料金は以下の通り。

◇内陸船着場~ホンミエウ島(チーグエン島):1人当たり6000VND(約35円)
◇内陸船着場~ホンタム島・ホンチェー島・ホンモット島:同8000VND(約47円)
◇内陸船着場~ホンムン島:同1万VND(約58円)
◇複数ルート利用の場合:同4万VND(約233円)

 また、◇6~16歳の未成年、◇社会優遇制度の適用者、◇政府指定の困難地域の住民、◇革命功労者、◇高齢者、◇省内の学生は観光料が50%割引となる。

 このほか、◇6歳未満の幼児、◇カインホア省の住民、◇本土沿岸部のビーチで海水浴をする住民や観光客、◇各島の島民、◇障がい者、◇同湾観光地で働く従業員、◇湾内業務に従事する職員は徴収が免除される。

 観光料の徴収により、年間約264億VND(約1億5300万円)の歳入に繋がると見込まれ、資金はニャチャン湾の管理・保護・運営などに活用される予定だ。

 カインホア省人民評議会はかつて、2004年から2009年を対象としたニャチャン湾景勝地における観光料徴収に関する2つの決議を公布したが、いつくかの問題が発生したため、評議会はこれらに代わる新たな決議を公布した。その後、2010年以降はホンムン海洋保護区を訪れる観光客のみが観光料徴収の対象となっていた。

[Tuoi Tre 21:03 20/03/2025,U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトジェットエア、機内でのモバイルバッテリー使用・充電を禁止 (5:21)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、飛行中の機内でのモバイルバッテリー(予備バッテリー)の使用と充電を禁止した。  これは、ベトナ

FLC系列企業の詐欺事件の二審裁判開始、元会長「重篤」で出廷せず (5:01)

 FLCグループ[FLC](FLC Group)と、FLCファロス建設[ROS](FLC Faros)など系列企業における株価操

クアンビン省:ホンラー国際港を着工、近隣国の需要対応も視野に (4:18)

 ホンラー港湾(Hon La Port)はこのほど、北中部地方クアンビン省クアンチャック郡クアンドン村(xa Quang Dong, huyen Quang Trach)で「ホンラー国際港」を着工した。式典には同省人民委員会の代表者が立ち会った...

チュオンサ諸島海戦で犠牲になった夫を37年間想い続ける妻 (23日)

 今から37年前の1988年3月14日、チュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)海戦でベトナムと中国の両海軍が衝突し、中国がベトナムからガックマー岩礁(英名:ジョンソン・サウス礁、中国名:赤...

日本政府、ベトナムの感染症対策を支援 150万USDの補正予算事業 (4:03)

 2024年にベトナムとカンボジアでH5N1型の鳥インフルエンザが流行したことにより、人・動物・環境などの多部門が連携して健康維持に関する対策を行う「ワンヘルス」の取り組みが重要であることが再確認された。 ...

ベトナム航空:ハノイ~インド間を結ぶ新路線 5月就航 (3:13)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は5月から、ハノイ市とインドのバンガロールおよびハイデラバードを結ぶ新路線を就航する。いずれも機材はエアバスA321型機を使用する。

ホーブとHOLUS、ベトナムでイチゴ普及拡大 試験栽培の契約締結 (2:28)

 イチゴの種苗事業や青果卸事業などを手掛ける株式会社ホーブ(北海道上川郡)と、食品の企画・製造・輸入・販売や日本国内外でのアグリビジネスを手掛ける株式会社HOLUS(東京都渋谷区)は25日、ベトナムでのイチゴ...

旭日小綬章受章のAIC元会長に禁固10年、刑事事件5件目の有罪判決 (25日)

 情報通信省の傘下機関だったベトナム・コンピューター・セキュリティセンター(VNCERT)における設備機器の取引価格水増し事件の裁判で、ハノイ市人民裁判所は21日、被告13人に有罪判決を下した。  同事件は...

ビンファスト、年内にインドネシアでショールーム22店舗オープン (25日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は21日、インドネシアの大手自動車販売会社PT Arimbi Amar

FPT、米データブリックスと協業 コンサル・導入支援サービス開始 (25日)

 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループの日本法人FPTジャパンホールディングス株式会社(東京都港区)の子会社であるFPTコンサルティングジャパン株式会社(東京

カインホア省:ニャチャン湾景勝地の観光料徴収を再開 (25日)

 南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は、同省ニャチャン湾の景勝地を訪れる観光客から観光料を徴収することを決定した。水上交通機関を利用する国内外の観光客に適用される。  各ルートの料金は以下の通...

ハノイ:チュックバック街区で「無料トイレ」試験導入 同市初 (25日)

 ハノイ市バーディン区チュックバック街区(phuong Truc Bach)で、飲食店などが観光客らにトイレを無料開放する取り組み「フリーレストルーム(Free Restroom)」が始まった。  これは同市初の試みであり、公衆...

南日本運輸倉庫、ベトナムで生鮮品鮮度保持の実証実験開始 (25日)

 チルド・フローズン食品輸送を手掛ける南日本運輸倉庫株式会社(東京都中野区)は14日、ベトナム北部を中心に商船事業・港湾開発・不動産事業などを手掛けるサオドーグループ(Sao Do Group)傘下で北部紅河デルタ...

日本旅行、ベトナム2大学と人材パートナーシップ協定締結 (25日)

 株式会社日本旅行(東京都中央区)は、ハノイ工業大学(HaUI)とホーチミン市工業大学(IUH)の2大学との間で、ベトナム人材の育成及び日本国内における就業機会の提供に関するパートナーシップ協定を締結した。 ...

ベトナム国家データ協会が発足、クアン公安相が初代会長就任 (25日)

 ベトナム国家データ協会(NDA)が、1月10日付けの内務省決定第10号/QD-BNVに基づき設立された。3月22日にはハノイ市で発足式典が催され、ベトナム共産党のトー・ラム書記長やファム・ミン・チン首相らが立ち会っ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved