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- Q1の海外派遣労働者数3万7027人
- 日本向けが1万8931人で最多
- 25年の派遣労働者数の目標は13万人
2025年1~3月期にベトナムから海外に派遣された労働者数は3万7027人で、前年同期から微増となった。年間計画の28.4%に達しており、同期に派遣された労働者のうち7061人が女性だった。
内務省傘下の海外労働管理局(DOLAB)によると、3月単月の海外派遣労働者数は1万4731人だった。1~3月期の派遣先を見てみると、日本が1万8931人で最多。以下、台湾:1万1076人、韓国:4141人、中国:758人、シンガポール:536人などと続いた。
なお、内務省は2025年にベトナムから海外に派遣する労働者数の目標を計13万人に設定しており、日本や韓国、台湾など従来の海外労働市場を維持するとともに、ベトナム人労働者の資格・スキルに適した高所得な海外労働市場の開拓に注力する方針を示している。
ベトナム当局の統計によると、現在40の国と地域で70万人以上のベトナム人労働者が働いており、年間35億~40億USD(約5300億~6000億円)を母国に送金している。