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- 重量挙げコン選手が3大会連続メダル
- リオで金、東京で銀、パリで銅
- コン選手は大会記録・世界記録保持者
パリ2024パラリンピックは現地時間4日午後に、パワーリフティング男子49kg級(運動機能障害)の競技が行われ、ベトナム代表のレ・バン・コン選手(40歳)が銅メダルに輝いた。これが今大会のベトナム勢メダル第1号となった。
コン選手は、1回目の試技で171kgを成功。その後、2回目で176kg、3回目で181kgに挑戦したが失敗して、最終成績171kgで銅メダルを獲得。なお、金メダルは181kgに成功したヨルダン代表オマル・サミ・ハマデヘ・カラダ選手、銀メダルは180kgに成功したトルコ代表アブドラ・カヤピナル選手が獲得した。
コン選手は、2016年のリオデジャネイロパラリンピックの同種目で、ベトナム史上初のパラリンピック金メダルを獲得。5年後の東京パラリンピックでは銀メダルを獲得しており、今回のパリパラリンピックの銅メダルで、3大会連続のメダル獲得という快挙達成となった。
惜しくも金メダル獲得を逃したコン選手だったが、自身が持つ183kgのパラリンピック記録と、183.5kgの世界記録が今大会で更新されることはなく、依然としてレコードホルダーの座をキープしている。