(C)GONZAZA |
- WNBAで史上初の越僑選手が誕生
- チュオン姉妹の片割れがドラフト指名
- 177cmのPG、ベトナム代表でも活躍
米女子バスケットボールのプロリーグであるWNBAの2024年ドラフト会議がニューヨークで15日に行われ、ゴンザガブルドッグス所属(ゴンザガ大学)の越僑選手チュオン・タオ・ヴィ(カイリーン・チュオン、23歳)が、21巡目でワシントン・ミスティクスに指名された。これにより、同選手はWNBAでプレーする史上初の越僑選手となる見通し。
チュオン・タオ・ヴィは、テキサス州ヒューストン出身で、身長177cmのポイントガード(PG)。2022年の東南アジア競技大会(SEA Games)では、双子の姉妹であるチュオン・タオ・ミー(ケイリー・チュオン、同)と共にベトナム代表として3×3に出場し、銀メダルを獲得。これはベトナムがSEA Gamesのバスケット競技で獲得した史上初のメダルとなった。
さらに、同年行われたASEAN Basketball League Internationalの3×3では金メダルに輝き、翌2023年のSEA Gamesでは、3×3でベトナム史上初となる金メダル獲得に大きく貢献した。
チュオン姉妹はゴンガガ大学に進学し、2022-2023、2023-2024シーズンにチームの主力として活躍。今回のドラフトでは、残念ながらチュオン・タオ・ミーは指名されなかった。なお、WNBA2024シーズンは、5月15日から9月19日の日程で開催される。