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サッカー男子ベトナム代表チームを率いる韓国人指揮官パク・ハンソ監督の故郷、韓国慶尚南道(キョンサンナムド)山清(サンチョン)郡が「ベトナム親和村」の造成を計画していることが明らかになった。
同郡はパク監督の生地である生草(センチョ)面の遊休地にサッカーをテーマとした展示館の建設を計画。展示館にはパク監督の所有物をはじめとした関連資料を展示するという。またパク監督の生家から約700~800m区間は「ベトナム通り」とし、ベトナム料理店やカフェなどを入居させる。
こうした観光村を造成する背景には、パク監督の故郷を一目見ようと山清郡を訪れるベトナム人観光客が増えていること、国際結婚もしくは移民などで同郡に住む多文化家庭全205世帯のうち、半分以上の110世帯がベトナム系であることが挙げられる。
「ベトナム親和村」造成に向け同郡は、来年から国費や道費などを使った観光資源開発事業に申請するなどして事業費の確保にかかり、2021年からの着工を目指している。