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ベトナム1部ホーチミン・シティFC(HCMC FC)はこのほど、6月5日から8日の日程でタイで開催されるサッカーの国際親善大会「キングスカップ2019」に出場するベトナム代表を応援すべく、ホーチミン市1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りに、大型LEDモニター5枚を設置してパブリックビューイングを実施すると発表した。
今大会には、ベトナム代表の他、インド代表、キュラソー島代表、そして、開催国タイ代表の4チームが出場する。キングスカップは今年で第47回目を迎える伝統ある大会。今大会の試合は、全てブリーラム県のチャン・アレナ・スタジアムで行われる。ベトナムは過去一度だけ2006年大会に出場したことがあり、この時は決勝でタイに1-3で敗れて準優勝に終わっている。
なお、出場4か国の最新のFIFAランキングは、キュラソー島が82位でトップ。以下ベトナム98位、インド101位、タイ114位となっている。今大会はトーナメント方式で行われ、ベトナムは5日に行われる初戦(19:45KO)で宿敵タイと激突。8日にはインド、キュラソー島のいずれかと対戦する。
年齢制限のないベトナムA代表は昨年末のAFFスズキカップで10年ぶりの優勝を飾って、東南アジア王者に返り咲いた。また、東京五輪出場を狙うU-22ベトナム代表は、今年3月に行われた予選でU-22タイ代表に4-0で圧勝。かつての東南アジア王者であるタイは、近年のベトナム躍進に危機感を募らせており、自国開催のキングスカップでは、意地と誇りを賭けて全力でベトナムを叩きに来ることが予想される。
記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+