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ホーチミン市10区のトンニャットスタジアムで2日、伊セリエA、ACミラン所属の日本代表MF本田圭佑選手によるサッカー教室「ソルティーロ・サッカースクール・イン・ベトナム2015」が開催された。今回のイベントには、6歳から12歳までのベトナム人50人と同市在住日本人50人の計100人の小学生が参加した。
本田選手は2日早朝にイタリアのミラノからホーチミン入り。0泊の弾丸日程で同市日本人学校を電撃訪問した後、サッカー教室を開いた。
観客席は一般客向けに無料で開放され、多くのベトナム人や在住日本人が本田選手の姿を一目見ようと詰め掛けた。本田選手がスタジアムに入場すると、観客からは大きな歓声が上がった。
サッカー教室では、本田選手が自身の経験を踏まえて「大きな夢を持つことの大切さ」「夢を書き出して、それを実現するために何をするべきか書き続けることの大切さ」を語った。参加した小学生には、「夢ノート」がプレゼントされた。
また、本田選手は小学生と一緒にウォーミングアップやフリーキック対決、ミニゲームで汗を流した。元ベトナム代表選手らとのドリームマッチも行われ、結果は前半の本田選手のゴール1点を守りきり、本田選手のチームが勝利した。
イベントの最後には、小学生から本田選手への質問コーナーが設けられ、「本田選手が大切にしていることは?」「どうすれば強いキックができるか?」などの質問が挙がった。本田選手は、「時間を大切にしている。限りある時間の中で、何がベストか考え、悔いのないように行動している」「まずはごはんをたくさん食べて、体が大きくなれば強いキックができる。あとは、毎日の練習」と答えた。
同イベントは、これまでにもタイ、オランダ、ドイツ、中国、日本で開催されており、ベトナムでは今回が初めての開催となった。