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グエン・タン・ズン首相は17日、アジア・オリンピック評議会(OCA)および関連機関に対し、2019年にハノイ市で予定されていた「第18回アジア競技大会(ASIAD 2019)の開催地を辞退すると表明した。
ズン首相は、ベトナムのスポーツ発展に向けて、OCAがハノイ市での開催を支援してくれたことに謝辞を述べながらも、ベトナムがこれまでに大規模な国際大会を開催した経験が無いことや開催費用が当初の予定を大幅に上回っていることなどを理由に開催地の辞退を決定した。
これを受け、OCAは今後、代替都市の選考を含めて対応に乗り出す方針を示している。なお、トゥオイチェー紙が実施した「アジア競技大会開催の是非」に関するアンケートによると、「開催反対」が約3万人だったのに対し、「開催賛成」は5000人にも満たなかった。