(C) NLD, レ・コン・ビン 写真の拡大 |
J2コンサドーレ札幌は6日、ベトナム代表のレ・コン・ビンとの交渉を断念することを決定した。日本側の報道では、昨年12月時点で、レ・コン・ビンは来季も札幌でのプレーを希望していると報じられていたが、ベトナム側の報道では、この時点で既にレンタル元のソンラム・ゲアン(SLNA)復帰が確定的とされていた。
レ・コン・ビンは今年8月に期限付き移籍で札幌に加入。移籍期限は2013年12月末までとなっており、札幌は完全移籍を目指し、SLNAと交渉を進めてきた。レ・コン・ビンは昨シーズンのリーグ戦で9試合2得点。また、加入後は東南アジアからの観光客増加や新規スポンサー獲得に繋がるなど、営業面でも大きく貢献していただけに、今回の退団は札幌にとって大きな痛手となった。
レ・コン・ビンは4日、SLNAのユニホーム発表会見に出席し、SLNAでプレーする意思を固めたとコメントしていた。