(C) Bongda, 田部和良氏(写真中央) 写真の拡大 |
日本人サッカー指導者で、フロントスタッフとして数々のクラブで実績のある田部和良氏が19日、ホーチミン市タンソンニャット空港に到着し、待ち受けた地元メディアのインタビューに応じた。同氏によると、既にベトナムプロサッカー株式会社(VPF)との間で、フロントスタッフ就任に向けた基本合意に達しているという。19日付ボンダーが報じた。
田部氏はこれに先立ち今月6日に行われたAFCアジアカップ2015予選のベトナム対UAE戦(結果1-2でベトナムの敗戦)を観戦し、ベトナム代表のポテンシャルを高く評価した。
同氏は、「この試合でベトナム代表は自信に溢れ、良い精神状態で試合に臨み、敗れはしたものの、技術面や状況判断などで随所に印象的なプレーを見せました。さらにサポーターの応援も印象的でした。この試合を観ただけでも、今後ベトナムサッカーがどのような発展を遂げていくのか想像ができます」とコメントした。
就任後の予定について同氏は、「ベトナムサッカーの現状を早急に把握し、(ベトナムサッカーが直面する問題の)解決策を練っていきます。ベトナムサッカーの長期的発展に向けて、これまでの経験を活かし貢献していきたい。今後5年以内にベトナムサッカーを次なるステップに導くのが目標です」と語った。
なお、ベトナムプロサッカーリーグ(Vリーグ)は3月2日(土)に開幕する。
※最終更新:2013年2月24日13:00JST