(C) manutd.com マンチェスター・ユナイテッドで活躍したジョージ・ベスト氏 写真の拡大 |
国際サッカー連盟(FIFA)がこのほど発表した最新のFIFAランキングで、北アイルランドが前回の87位から100位に順位を落としたことについて、北アイルランド人が激怒している。同ランキングで97位に就けたベトナムを引き合いに出し、「我々はベトナムより優れている」と鼻息を荒くして、FIFAの目が節穴だと批判している。ボンダーが報じた。
北アイルランドといえば、かつてマンチェスター・ユナイテッドFCの名選手ジョージ・ベストを生み出した欧州サッカーの古豪だ。現在もジョニー・エヴァンス(マンチェスター・ユナイテッドFC)、デイビット・ヒーリー(グラスゴー・レンジャース)などの有名選手が代表チームに名を列ねている。
ワールドカップの出場回数は3回(1958年、1982年、1986年)で、過去にはFIFAランキングの最高位で27位に就けたこともある。今回の100位という結果を受けて、ベルファスト・テレグラフ紙は、スポーツ欄の見出しで「我々はベトナムにすら劣るのか!」と失望を露にした。
ベトナムサッカーが海外の報道で、レベルの低い国の代表のように扱われることは、今回が初めてではない。レアルマドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は以前、クラブが低調なパフォーマンスを披露したとき、皮肉を込めて、「Vリーグの試合を見るほうがましだ」とコメントしたことがある。