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文化スポーツ観光省は、ホーチミン市で17日に開催した「2020年までのベトナムサッカー強化戦略と2030年までのビジョン」で、2020年までにアジアトップ10に入ることを目標に掲げた。これに対して、専門家の間から現実的でないと批判の声が上がっている。25日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同省はこれを達成するため、当面の目標として、東南アジア競技大会(シーゲーム)のサッカー競技で2~3回の優勝を果たすとしている。
これに対し、ベトナムサッカー界の御意見番、グエン・ヴァン・ビン氏は、「全く馬鹿げた話だ。自動車も碌につくれない国がスペースシャトルをつくろうと言っているようなもの。以前の会議ではもっと長期的な戦略が話し合われていたはずだが、すっかり忘れ去られてしまったようだね。いずれにせよもっと地に足のついた議論を交わしたいものだ」とコメントした。