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フインさんの食事は質素だが、歯がないため、柔らかいものを優先して食べている。毎食ご飯を2杯食べ、朝食と午後の間食にはお粥や麺を食べる。フインさんは、バインチャンチョン(ライスペーパーの和えもの)とアイスクリームが大好物で、義理の孫娘によく買ってもらうのだという。それから、ハーブ系の冷たいドリンクも好んで飲んでいる。
祖母と孫の仲睦まじい様子を見て、SNSでは多くの人が「自分は祖父母との絆を深めることができずにいる」「祖父母を喜ばせたいけれど、どうしたらよいのかわからない」と打ち明けている。
ナムさんは祖母との絆を深める方法について「特別な秘訣はない」と話す。ナムさんの個人的な考えでは、高齢者は孤独を感じていることが多く、話し相手が必要なのだという。そのため、祖父母を喜ばせるには、祖父母と多くの時間を過ごす必要がある。
「私はよく祖母を連れて遊びに出かけたり、泳ぎに行ったり、それからトレーニングや食事などの毎日の活動を共にするようにしています」とナムさん。
ジムのトレーナーであるルウ・バン・フオンさん(男性・34歳)はこう語る。「長いことトレーナーをしていますが、ジムでトレーニングをする『U100』の年配の女性なんて見たことがありません。よくフエンさんのウエイトトレーニングや懸垂のサポートをしていますが、器具に気をつけさえすれば問題はありません。フエンさんは、マシンの上を歩くのがとても早いんですよ」。
フオンさんは、フインさんのその精神が、若者たちに多くのポジティブなエネルギーとモチベーションを与えていると話した。