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資源回収(ベーチャイ=ve chai)により資金を集め、3人の若者が資源回収で起業した。周りからは反対されたが、それでも彼らは諦めず、環境保護のメッセージを伝え続けている。
ホーチミン市内の多くの集合住宅の住人や病院、レストラン、ホテルのオーナーにとって、3人の若者たちが資源を買いに来るのはお馴染みのことだ。「ホアおじさんの資源回収(Ve Chai Chu Hoa)」はお揃いの制服を着ているだけでなく、愛想よくポイントを付け、資源の分別方法について親切に案内し、また明瞭な領収書も書いてくれる。
このユニークな資源回収ビジネスのアイデアは、ホーチミン市5区在住でグループのリーダーであるグエン・バン・ティエンさん(男性・28歳)が6年前に着手したものだ。ティエンさんは学生時代から社会活動に熱心で、特に環境保護に関心が高かった。ごみの分別について学び、資源回収でお金を集め、ティエンさんは自分が資源回収に特別な情熱を持っているということに気が付いた。
「資源を回収して、リサイクルできる物やまだ使える物、また古本や骨董品に出会うととても嬉しいんです!大学2年の時、私はあるファストフード店でアルバイトをしていたのですが、多くの資源が捨てられるのを見て残念に思っていました。それで、私は秤を購入して学校に持って行き、学校が終わるとすぐに資源を買いに行きましたよ!」とティエンさんは笑いながら教えてくれた。
ごみや資源回収の仕事について自分で調べて知識をつけ、若者の起業など滅多にないこの分野で仕事をするために、ティエンさんはあらゆる場所に出かけた。初めての仕事で状態の良い骨董品を購入することができ、3万VND(約140円)の利益を得ることができた時は、喜び勇んで家に帰り「今日は利益が出たよ!」「今日はこんないいものを手に入れられたよ!」と両親に報告した。