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駐ベトナム北朝鮮大使館は、2018年12月に金日成氏の初めてのベトナム訪問から60周年を記念した展示会を開催したが、トゥック元大使はこうした展示会には必ず足を運び、写真を撮影している。高齢のため当時の記憶も曖昧になってはきたが、相互訪問を重ねるにつれて両国の関係はより密接なものとなったことは確かだとトゥック元大使。
その証拠に、金日成氏がナムディン省の縫製工場を訪問した後に同工場は平壌の縫製工場と提携を結び、そのほか多くの合作社が両国間で提携関係を築いた。さらに北朝鮮はベトナムの抗戦も援護し、平壌には南ベトナム解放民族戦線の英雄として知られるグエン・バン・チョイの名前がついた縫製工場があるほどだ。
「北朝鮮は私が教育を受け、長きにわたり暮らした思い入れのある場所です。北朝鮮の政府と人々が私たちを育ててくれました。お金を費やし私たちを育ててくれた場所を忘れることなどできませんよ」。
トゥック元大使は金日成氏の孫である金正恩委員長がまもなくベトナムを訪れることに感動を隠し切れない。トゥック元大使は駐北朝鮮ベトナム大使館での任期を終えベトナムへ帰国して久しいが、現在も変わらず北朝鮮に対する深い親しみを感じ、北朝鮮の近況にも注目し続けている。
ベトナムのファム・ビン・ミン副首相 兼 外相は、北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会政治局員 兼 国務委員会委員 兼 外相の李容浩(リ・ヨンホ)の招きを受け、2月12日~14日に北朝鮮を訪問した。ミン副首相 兼 外相は閣僚会談で、北朝鮮からの要望に基づいてベトナムの社会経済の発展や国際市場への参入の経験を北朝鮮と共有する用意があると述べた。
朝鮮半島の問題についてミン副首相 兼 外相は、一貫して平和・安全・安定の維持を目指した対話を支持するとして、その過程に積極的に取り組む姿勢を示している。