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ホーチミン市とハノイ市で若者の人気を集めているカフェ「アイスコーヒー(Ice Coffee)」を知る人は多い。実はこのカフェ、ホーチミン市建築大学の3人の学生が経営しているのだ。
年間を通して暑いホーチミン市の人々に冷たさを提供したいという思いから、同大学に在籍するグエン・ティエン・ダットさんは友達2人と資金を出し合い、3年前にマイナス10度の世界を体験できるカフェ「アイスコーヒー」の1号店を同市タンフー区チュオンチン通り747番地(747 Truong Chinh St., Tan Phu Dist., Ho Chi Minh)にオープンした。オープンから3年経った現在も毎日200人が来店する人気ぶりだ。
そして、3人は今年の6月にハノイ市ハイバーチュン区ダイコーベト通り59番地(59 Dai Co Viet St., Hai Ba Trung Dist., Ha Noi)に2号店をオープンした。1日平均400~500人、多い時には1000人が来店する人気店になっていて、1~2時間待ちのこともある。
2号店の店内の面積は約100m2で、1号店と同じく壁やテーブル、椅子などすべての室内装飾品も氷でできている。カフェの人気メニューは温かいお茶やコーヒーで、価格は8万9000~12万VND(約430~580円)と一般的な相場より高いが、灼熱のハノイ市でマイナス10度を感じることができることから、利用客は「適正価格」だと感じているようだ。