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ダットさんは「アイスコーヒー」を経営する上での利点は、まさにこのマイナス10度の寒さだという。利用客の殆どは10~15分程度で、よほど寒さに強い人でも45分で退店するため客の回転が速いのだ。なかには1時間滞在した強者もいたそうだが。
一方で、このマイナス10度を売りにしているからこその苦労もあるようだ。店内は決して広くなく一度に入店できる人数が限られていることもあり、店は常に満席状態。2、3度訪れても入店できず落胆する客も出ているとのことで、特に客が集中する週末から平日にも分散できるような方法を検討中だ。
また、マイナス10度の空間を維持するのも簡単ではない。室温が数度上がっただけでも氷造りの椅子や机、その他の内装が溶け出し客に不快感を与えてしまう。このため、ダットさんたちは10日に1回店を閉めて、店内の氷を総入れ替えする。