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バイクタクシーの客を待っていたミンさんは、バイクに乗った2人の若者が湖の側に停車し、そのカップルに殴りかかる様子を目撃した。ミンさんはすぐに木の棒を持ち助けに行ったが反撃に遭い、しばしの格闘の後に犯人たちは逃げてしまった。しかし犯人たちは後日警察に捕まったそうだ。
「実は、私はその犯人たちを午後から見張っていました。彼らはダー湖からノンラム三叉路までバイクをフラフラと走らせ、獲物を探していたのです。私は彼らが行動を起こしたらすぐに動けるよう待っていたのです」とミンさんは誇らしげに笑って話してくれた。
またある日、ミンさんが客を迎えに行くためにバイクを走らせていると、自然大学の前の道路で猛スピードでバイクを走らせている若者たちの集団に遭遇した。その集団は雑貨屋の前に急停車し、それから1人が店の前に駐車されていたバイクの鍵を破壊した。
その犯人たちが盗んだバイクで逃げようとする様子を見て、ミンさんは急いでバイクで彼らに突っ込んだ。しかし、若者の集団はミンさんを襲撃した後、逃げてしまった。「殴られて体中に打撲を負いましたが、バイクを守ることができたのは幸運でした」とミンさん。
ひったくり犯たちと何度か闘ったことでミンさんが受けた傷は少なくない。流血し、擦り傷ができるたびに、ミンさんは自分で薬と包帯を買って処置をしている。