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ホーチミン市の人口は1100万人、このうち麻薬中毒者が1万9000人、刑務所出所者が2万4000人いる。決して治安が良いとは言えず、空き巣や居空き、忍び込みなど住宅を対象とした侵入窃盗が多発している。
外国人が被害に遭うケースも多い侵入窃盗。同市警察が教える防犯対策と、被害に遭ってしまった場合の対策を以下に紹介する。
1.侵入窃盗の被害に遭わないために
<家の周囲の防犯対策>
+家の前に「猛犬注意」の看板を掲げる。
+家の壁や柵などに、人間が通れる隙間がないかチェックし、あった場合それを埋める。
+家の柵を、木や電柱を伝って侵入できない設計にする。
<ドアの防犯対策>
+ドアの建て付けと防犯を強化する。
+南京錠の掛金や蝶番はしっかりとドアに溶接・固定し、南京錠は切断防止のものを使用する。
+南京錠が外側にかかっていると「留守」と解釈されるため、空き巣に狙われる可能性が高くなる。開錠に時間がかかるよう、南京錠を外側ではなく内側に、また開口部から離れたところにかける。
+シャッターが付いていても侵入できるため、中にドアをもう1つ設置する。
+家・部屋を新たに借りた、または買った場合、全てのドアの鍵を必ず新しいものに変える。