(C) vnexpress, 2015年7月7日 |
ベトナム戦争終結から40年、越米国交正常化から20年の節目となる今年、戦後初めてベトナムの最高指導者が訪米し、越米首脳の歴史的会談が実現した。
7月6日から10日にかけて初めて米国を公式訪問したグエン・フー・チョン共産党総書記はこれについて、「20年前には誰も想像できなかったこと。かつての敵同士がパートナーに変わった」と述べ、両国の更なる関係発展に強い期待を表した。
国交正常化の5年前に当たる1990年から2015年まで、25年にわたる越米関係の歩みを振り返る。
1990年9月29日
グエン・コー・タック外務相(当時)とジェイムズ・ベイカー国務長官(当時)、ベトナム戦争終結を約した1973年のパリ協定(ベトナム和平協定)後、初の越米首脳会談(ニューヨーク)。
1991年7月1日
行方不明兵(MIA)の捜索を目的として、ハノイ市に初の米国政府オフィスを設立。
1991年11月11日
米国、米国人(観光客、退役軍人、ジャーナリスト、ビジネスマン)に対してベトナムへの渡航禁止令を解除。
1992年12月14日
ジョージ・H・W・ブッシュ大統領(当時)、米国企業のベトナム駐在員事務所の設立を許可。
1993年4月25日
米国企業がベトナムに初めて駐在員事務所を設立。ベトナム・米国貿易投資コンサルティング社(VATICO)。
1994年2月3日
ビル・クリントン大統領(当時)、対ベトナム禁輸令を解除。