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- キムチのEMS送付可能国、10か国に拡大
- 新たにベトナムなど6か国・地域が対象に
- 包装に関する規則を順守する必要
韓国科学技術情報通信省傘下の郵政事業本部はこのほど、韓国の郵便局から海外へ国際スピード郵便(EMS)でキムチを送付できる国・地域を、ベトナムを含む10か国・地域に拡大した。
これまでキムチの送付が可能だった国は、日本、米国、カナダ、オーストラリアの4か国。22日以降はこれに加え、ベトナム、中国、香港、台湾、タイ、シンガポールの6か国・地域も対象になった。
キムチを航空輸送する際、中身が爆発する可能性があるため、EMSで送る際には包装に関する規則を順守する必要がある。まずキムチはビニール袋で包み、キムチ送付専用の缶状の箱に入れること。そして缶の中が70%埋まる程度の荷物を詰め、ふたを閉めて完全に密閉することだ。
キムチの海外配送は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行した2020年11月以降、航空輸送の遅延が発生したため一時中断していた。その後、同本部が航空会社との協議を行い、2023年11月から日本と米国への配送が可能になった。以降、送付可能な国を拡大している。
同本部は11~12月に、海外へキムチを配送するEMS代金の割引イベントを行う予定だという。