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- 第2外国語受講の生徒数は約6万人
- 日本語選択の生徒数は2万0834人
- 仏語や日本語は主に大都市の学校
教育訓練省が先般発表した報告によると、全国の小中学校・高校で英語に加えて別の外国語の授業を受けている生徒数は約6万人で、このうち、フランス語、日本語を選択する生徒の数が圧倒的な割合を占めている。
英語以外の外国語を受講している生徒数は、◇フランス語:3万0761人、◇日本語:2万0834人、◇中国語:1万4391人、◇ドイツ語:1533人、◇韓国語:1003人、◇ロシア語:781人となっている。
全国63省・市のうち61省・市は、幼稚園から英語に親しむプログラムを導入している。また、全63省・市が、小学3年生から英語教育を正式に導入している。英語に加えて別の外国語の教育を導入しているのは、41省・市。
学校の多くは、英語を第1外国語として扱っているが、ベトナムと中国の国境地域にある一部の学校は、英語ではなく、中国語を第1外国語としている。フランス語、日本語、韓国語の授業は主に大都市の学校で行われている。
なお、ベトナムにおける第1外国語の授業は1155コマから成り、◇小学校:週4コマ、◇中学校:週3コマ、◇高校:週3コマのペースとなっている。
一方、第2外国語の授業は任意型で、中学1年生(日本の小学6年生に相当)から参加することができ、生徒のニーズと学校の対応能力に応じてどの学年でも学ぶことができる。