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- 2Gサービス、26年9月まで延長検討
- 5G導入進行中、30年までに6G導入
- 現在も1500万人余りが2G利用
情報通信省は、携帯キャリア各社に対し、2024年9月までに第2世代移動通信システム(2G)のサービスを終了すると通知していたが、3G、4G、non-VoLTEの利用者に2Gプラットフォームで通話サービスを提供するため、900メガヘルツ(MHz)帯域のライセンスの2年間延長を検討すると発表した。
実現すれば、初期の3Gおよび4Gスマートフォンの利用者は、2Gおよび3Gプラットフォームで通話サービスを2026年9月まで利用することができるようになる。
情報通信省通信局のグエン・フォン・ニャー副局長は、「我々はこれまでに5Gサービスを試験的に実施しており、各携帯キャリアが5Gサービスを展開する準備ができている。ただ、1社の携帯キャリアが同時に2Gから5Gまでのサービスに対応することは費用面から不可能で、2Gサービスの終了は高いコンセンサスを得ている。今後2Gと3Gのサービスを終了した時には4Gだけが残り、通信インフラを5G向けに利用することができる。また2030年までに6Gを導入する機会を得られる」との認識を示した。
ニャー氏によると、2Gの利用者は現在も1500万人余り存在する。情報通信省の公益通信サービス基金は、遠隔地の居住者や新技術への移行が特に困難な人向けに、携帯電話40万台を優先的に支援する予定だ。